後頭部…ネオメテオクリーム 10.5+△ (1:20%)
顔周り、表面と毛先には 7.0+△ (1:20%)
各レシピにABを1滴加えて、還元力の初速を上げる。
薬剤多めに、ペーパー塗布
毛先の1cm〜2cmくらい外す。長く時間を放置してもダメージを避けられる。
20分経過後、後頭部だけウネリが残っている部分「リトーノH」10分
インフォーム塗布、2〜3分放置後
中間処理
GRANカラーリバイブ
↓
シャンプーインフォーム
↓
しっかり水洗
↓
ネオメテオクリーム10.5CR
↓
しっかり水洗
↓
レッドコンク
↓
ドロップCR
上がってきて
メテコネ、アクア、イタチ汁(10.5イオンローション4:レッドコンク1+メテコネ(10%)→ミスト
霧吹きで順番に塗布
デンマンブロー
ADOSTでスライス薄めに1cm強の厚さ
2液
セカンドローションOX+メテオGL10%を5分
後処理
GRANカラーリバイブ
CR無し
↓
シャンプー+インフォーム
↓
レッドコンクCR
↓メテコネ&フィルムコネクター
↓
7.0CR
↓
システムトリートメント
上がってきて、イタチ汁
カット
NOAHオイル
乾かす
顧客の髪質と悩み
- 強い生え癖と浮きやすい髪質で、縮毛矯正をしても持ちが悪い。
- 1ヶ月半ほどで癖が戻り、アイロンが必要になるのが悩み。
- 汗をかくと一時的に真っ直ぐになるが、すぐ元に戻るため、日常的なスタイリングが大変。
過去の施術歴
- 1年前にメテオストレートを試したが、効果を実感できず断念。
- それ以前にも縮毛矯正をしていたが、長持ちしないため諦めてアイロンケアに切り替えた。
- アイロンと縮毛矯正のダメージを比較し、髪への負担を最小限に抑える方法を模索していた。
長門氏への期待
- 「難しい髪質」と言われることが多く、どの美容師にも対応が難しいと指摘されていた。
- 長門氏のYouTube動画を見て、正しい施術方法を知りたいと考え来店。
- これまでの施術との違いを確認し、ストレートが持続する方法を探りたい。
施術のポイント
- 薬剤選定:
- ネオメテオクリーム 10.5+△ をベースに、表面と毛先には 7.0+△ を使用。
- 髪質に合わせて、アルカリブースターを微量追加。
- アイロン施術:
- 熱の入れ方が重要で、しっかりとしたプレスを意識。
- ツインブラシを使い、ねじれを取りながら根元から熱を入れる。
- 塗布量と時間調整:
- 均一な仕上がりのため、ペーパー塗布(紙を使った塗布方法)を採用。
- 還元時間をしっかりと確保し、髪の反応を見ながら適切に調整。
施術中の発見
- 髪の反応が遅く、還元時間を長めに取る必要があると判明。
- 特に後頭部の癖が強く、追加で還元剤(リトーノH)を塗布。
- 還元不足が過去の失敗の原因だった可能性が高い。
- 施術の進行につれ、髪の艶やまとまりが改善。
カットの調整
- レイヤーカットを加え、重さを調整。
- すきバサミではなく、通常のハサミで毛量調整し、癖の広がりを防止。
- 後頭部にバリカンを入れ、浮きやすい部分をスッキリさせた。
- 指1本分の幅で刈り上げることで、広がりを抑える工夫を実施。
仕上げ
- アイロン施術後、特製トリートメント(イタチ汁)を加えて艶を強調。
- 髪がしっとりまとまり、手触りが大幅に改善。
- 施術後の状態を確認し、最適なカット調整を行うことで、持続性を向上。
顧客の感想
- これまでの施術とは違い、しっかりストレートがかかっていると驚く。
- 乾かしただけで綺麗にまとまることに感動。
- 1ヶ月後の持続性を確認するため、経過を観察予定。
施術の学び
- 失敗の原因は、「薬剤の浸透不足」と「還元時間の短さ」だった可能性が高い。
- 基本に忠実に施術を行うことで、難しい髪質でも理想のストレートが実現可能。
- 還元時間を適切に確保することが重要。
長門氏の総評
- 「簡単そうに見えても、じっくり時間をかけることが大事。」
- 「ストレートの施術は日々進化しているため、最新技術を取り入れることが重要。」
- 今回の施術成功を喜びつつ、次の挑戦への意欲を見せる。
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